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4時に上野を出ても、森アーツセンターギャラリーでやっている美術展は8:00までなので、余裕。
2月12日まで開催されている「没後150年 歌川国芳展 幕末の奇才浮世絵師」。
展示構成は、
第1章 武者絵―みなぎる力と躍動感
第2章 説話―物語とイメージ
第3章 役者絵―人気役者のさまざまな姿
第4章 美人画―江戸の粋と団扇絵の美
第5章 子ども絵―遊びと学び
第6章 風景画―近代的なアングル
第7章 摺物と動物画―精緻な彫と摺
第8章 戯画―溢れるウィットとユーモア
第9章 風俗・娯楽・情報
第10章 肉筆画・板木・版本ほか
4時過ぎでも会場は、かなりの人出。歌川国芳がこんなに人気があるとは知らなかった・・・。
「清明上河図」で疲れ果てていたので、人混みの後ろから鑑賞。
カタログで確認したら、あのスカイツリーが描かれているという「東都三ッ股の図」も出品されていた。
見逃した・・・。
「日中国交正常化40周年・東京国立博物館140周年 特別展 北京故宮博物院200選」には、「清明上河図巻」の他にも、中国一級文物がずらり、全部で90点。
展示構成は、
第Ⅰ部 故宮博物院の至宝―皇帝たちの名品―
歴代皇帝の審美眼が色濃く反映された膨大な宮廷コレクションの中から、名品90点。
門外不出とされてきた宋元時代の書画が41件、うち39件が本邦初公開。
第Ⅱ部 清朝宮廷文化の精粋―多文化の中の共生―
第1章 清朝の礼制文化―悠久の伝統―
第2章 清朝の文化事業―伝統の継承と再編―
第3章 清朝の宗教―チベット仏教がつなぐ世界―
第4章 清朝の国際交流―周辺国との交流―
数々の名品に圧倒。
今日は、大人の休日倶楽部パスで東京へ。
いつもより1時間朝寝坊したため、上野の国立博物館に着いたのは10:00ごろ。
「北京故宮博物院200選」展の「清明上河図巻」を見に行ったわけですが、・・・。
その時点で、入館に50分待ち。さらに「清明上河図巻」を間近に見るための列が、150分待ち。
9:30の開館の時点で、既に1300人が列を作っていたそうです。
どうしようかとも思ったのですが、初めて中国以外で公開されるもので、このあと2度と実物は見れないかもしれないと思って、並んでみました。
結局入館まで1時間かかり、その間に「清明上河図巻」の列は210分待ちに。
「清明上河図巻」の前にたどり着いたのは、2:15・・・。
中国からの指示で、ケースに平置きされているため、最前列以外からはほとんど見られないのですが、立ち止まらずに見て下さいとの指示に従っていくと、鑑賞できる時間は5分ほど・・・。
凄い絵なんだけれど、疲れた・・・。
国立博物館を出た4:00の時点でも、150分待ちでした。
「清明上河図巻」だけは、閉館時間を過ぎても、並んだ人には見せてくれるとのことでした。
1月24日までの展示なので、見たい人は覚悟を決めてどうぞ。
「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―」
監督 成島出 出演 役所広司、玉木宏、柄本明、柳葉敏郎、阿部寛、吉田栄作、椎名桔平、五十嵐隼人、坂東三津五郎、原田美枝子、瀬戸朝香、田中麗奈、伊武雅刀、香川照之、他
MOVIX仙台にて鑑賞。
対米戦に反対しながらも、連合艦隊の司令長官となった山本五十六の半生を描く。
山本五十六を演じる役所広司の抑えた演技がいい。
3億円かけたというCGは、艦船についてはなかなかのもの。艦隊行動が描かれるシーンなど、模型と違って映像に奥行きが出る。
航空機やその空戦については、ちょっとという部分もあるが・・・。まあ、艦船はでかい物なので粗が目立たないというのもあるかもしれない。
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